「世界の工場」
2001年の家電製品生産量における中国製品の割合
エアコン 37%
電子レンジ 33%
冷蔵庫 26%
洗濯機 25%

これらの家電製品の多くが中国で生産され世界に輸出されます。
このことから、中国は「世界の工場」と呼ばれるようになりました。
中国がここまで発展した背景には中国へ世界資本が活発に流入したことが挙げられます。
2002年には、中国の外資導入額は米国を上回り世界一となりました。
また、世界銀行によると1980年から2000年までの20年間で中国の世界経済成長への寄与度が14%で、米国の20.7%に次ぐ高い数値となっています。
世界経済の成長性が低下する中で、中国の成長が世界経済に与える影響が大きくなっています。



このような状況の中で中国が安価な製品を輸出することが世界にデフレを引き起こしているという「中国脅威論」が出てきました。
しかし、中国経済が世界貿易に占める割合は4%にすぎず、輸入も急増していることから、「中国脅威論」には否定的な見解が有力です。



そもそも中国が「世界の工場」の工場と呼べるかどうかについても論議があります。
中国にはあらゆる製品を生産し、輸出する技術はないからです。
例えば、製品を生産する装置や、高度な技術を要する部品は多くを輸入にたよっています。
中国は、豊富な労働力を生かした加工工場にすぎないという意見もあります。

 
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