証券分析の父と言われるグレアムは、成長性の重要性を認めながら、投資理論に成長性を取り入れることができませんでした。 数値化を重視したグレアムにとって、不確定な要素である成長性は数値化できない要素だったのです。 企業の資産や収益力は過去の結果であるため目に見え、はっきりと捉えられます。 しかし、成長性は将来のことなので、予想も難しく、捉えずらいのです。 成長性は、目に見えないものです。 勢いのある企業を成長性がありそうだと思っても、成長は短期間しか続かず、経営状態が悪化し、株価が暴落するということがよくあります。 しかし、成長性は、投資において重要な要素であり、銘柄選びに欠かすことができません。一方で、成長性ほど捉えどころのない要素はありません。 成長性を味方につけ、資産作りに成功し、投資理論家としても大きな影響をあたえているのが、フィリップ・フィッシャーです。 <フィリップ・フィッシャーの投資法> フィリップ・フィッシャーが重視したのは、企業の成長がどれくらい続くかと言うことです。短期間で成長が終わる企業は当然よくありません。 フィッシャーは、何十年も成長しそうな株や、自分が生きている間成長しつづける企業を投資対象としました。 フィッシャーの言う”究極の成長株”です。 フィッシャーが代表的著書「フィッシャーの「超」成長株」を書いたのは1958年のことでした。 彼は、著書の中で、「これまでの50年間よりも、何十倍にもなるような大成長株が、 たくさん現れるようになるだろう」という見解を述べています。 その理由として、フィッシャーは、企業の質の向上などを根拠としました。 フィッシャーの考えどおりの事が起こり、フィッシャーの投資は大成功を収めました。 代表的な銘柄としては、コーニング、テキサスインスツルメンツ、モトローラなどで、40年間保有しつづけて、100倍以上の投資成果を出しています。 大成長株を長期保有することがフィッシャーの投資手法です。 <今後の成長株> フィッシャーは大成長株が出現する根拠として、企業の質向上をあげました。 経営ノウハウや研究開発は、40年前よりも確実に進歩しています。 株主重視の姿勢もどんどんと強まっています。 フィッシャーの言う大成長株が出現する条件がさらに整ってきています。 <バフェットの投資手法への影響> フィッシャーの成長株に対する考え方は世界一の投資家、ウォーレン・バフェットに大きな影響を与えています。 フィッシャーの成長株を重視する考え方や長期投資、慎重な投資姿勢など、グレアムの投資法とともに、フィッシャーの投資法ははバフェットの投資に対する考え方の基本となっています。 株式投資 投資 株 |
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