アノマリー
アノマリー(変則性)とは効率市場仮説では説明できない市場の現象をいいます。
いくつかアノマリーの例を挙げます。



<バリュー株効果>
バリュー株効果とは、バリュー株のリターンが成長株のリターンより高いことをいいます。
バリュー投資を行う上で根拠となっているのがバリュー株効果です。
バリュー株の基準としては、PER、PBRが用いられます。



<小型株効果>
小型株のリターンが大型株のリターンより高いことをいいます。
小型株効果は世界中の市場で見られます。
小型株効果の根拠は、一部の銘柄が大きく成長することが原因だと言われています。
十分に成長し値動きが重い大型株の株価が10倍になることは少ないですが、小型株は成長余地が大きく値動きも激しい傾向があるので株価が10倍になることは少なくありません。
ただし、小型株効果はひとにぎりの銘柄が大きなリターンを挙げることが理由です。
同じ金額分の小型株を5銘柄を購入していて1銘柄が10倍になれば、4銘柄が同じ株価だとしても大きなリターンを得ることができます。
ですから、小型株効果を得るためには、分散投資をすることが重要です。



<リターン・リバーサル効果>
リターン・リバーサル効果はいわゆる逆張りにより得られます。
市場が一時的に見放した株はいずれは、妥当な株価に戻ります。
市場はある程度は効率的であるため、株価が見直されるときが来て、投資家から見放されていた銘柄が優良銘柄を上回るリターンを上げることになります。



<モメンタム効果>
モメンタム効果はいわゆる順張りにより得られます。
株価が上昇している銘柄を買い、株価が下落している銘柄を売ることを順張りといいます。
しかし、日本ではリターン・リバーサル効果は強いですが、モメンタム効果は観察されていません。


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