投資資金の調達
一般に、貯めた資金は使う時期や目的に合わせて3種類に分類されます。
資金の種類 資金の性質 資金の目的
流動性資金 確保しておく必要がある資金
1年以内に使う予定のある資金
不意の出費に備える資金
生活予備費など
安全性資金 1年以上使わない資金
5年以内に使う予定の資金
教育資金、住宅購入資金
利殖性資金 目減りしてもかまわない資金
使い道が決まっていない資金
5年以上使う予定がない資金
余裕資金

 この資金分類の中では利殖性資金で株式投資を行うべきです。
高い割合の資金を株式投資だけに回すと、資金繰りにこまる可能性があります。
傾向としては、若い人は利殖性資金が多くなり、中年になると安全性資金の割合が高くなります。
また、住宅ローンの有無や家族構成によっても資金配分が異なってきます。
どの程度まで資金を株式投資に回せるのか、よく検討してから株式投資を行ってください。


 一般的には、若い人ほど大きなリスクが取れるといわれています。
しかし、長期投資によってリスクが減るわけではありません。
長期の予想をすることは難しいので、長期投資によってむしろリスクは拡大します。
若い人がリスクを大きなリスクを取れるのは、投資がうまくいかなくてもその後に取り返しがつくからです。
例えば、30代ならば年収の増大が期待できるので、投資による損失をカバーできます。
しかし、80代の人が株式投資に多くの資産を投資しても、収入増が見込めないので株式投資による
損失をカバーすることができません。ですから、安全性資産の割合が高くなります。


 今の時代は貯金だけでは資産が増えません。
普通預金で預けていたとしても、ATM手数料分も利息はつかないでしょう。
ある程度のリスクをとらないと、リターンが得られない時代になっています。
問題はどの程度までリスクを取れるかということです。


 全財産を株式に投資することは財産の安全性や流動性を考慮すると危険です。
個人一人一人が、今後の人生でどのように資金運用するか、明確な方針を持ってから
投資しなければなりません。
資金計画を立ててから、余裕資金で株式投資を行なってください。


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